排水の位置や排水芯の位置、トイレの形状で設置できる商品が変わってきます。
トイレリフォームを検討する前に、まずはご自宅にどのようなトイレが設置してあるか
確認しましょう。くつろぎホームでは設置する前にご注文いただいたトイレが設置でき
るかアドバイザーが確認に伺いますが、商品を選ぶ前に事前にどのようなトイレが設置
できるのかチェックしましょう。
一般的に一戸建て住宅とマンションでは排水管の位置が違うため、排水の位置が違います。
戸建の場合、便器の真下に配水管が接続されているため、排水管を見ることができない床排水となっています。一方マンションの場合、便器の後ろ側で配水管が接続されているので、まわり込むと目で確認することができます。これを壁排水と呼びます。
稀にマンションでも床排水の場合があります
ので、ご自宅の配水管が床と壁、どちらから接続されているのか確認しましょう。
排水の位置を確認したら、次に排水芯の位置を測ります。各メーカーの商品によって対応する排水芯の位置が異なります。
床排水と壁排水とで測り方が異なりますので、注意が必要です。
便器のサイズでトイレのスペースが変わるので、標準サイズが設置してあるご家庭の場合、新しく設置するトイレも標準サイズが良いでしょう。
最近では、タンクレスと呼ばれるスペース効率の良いサイズのトイレも発売されています。
サイズの小さな便器にすれば、今までよりも広くスペースを使うことができます。
TOTO、INAX、Panasonicなど各メーカーによって様々なトイレが
販売されています。
ここではトイレを交換する際に気をつけたい4つのポイントを紹介します。
トイレはタンクと便座の組合せで出来ています。
TOTOのピュアレストシリーズやINAXのアメージュシリーズでは基本的にタンクと便器の組合せで商品を選びます。
タンクの違いで節水量やフチの形状に差がでます。また、ウォシュレットは便座の機能です。
オーダーの際は必要な機能のあるタンクと便座を選びましょう。
便器のサイズによってトイレの使用できるスペースに違いがでてきます。
大きいサイズでは790mmのものから、タンクレスの650mmの小さなサイズの便器まで様々な種類があります。
トイレ交換をする場合は、現在設置してあるトイレのサイズと同じか、それ以下のトイレのサイズを選びましょう。
TOTOのネオレストシリーズやINAXのサティス等、タンクのない
"タンクレス"タイプのトイレは便座の寸法が650mm前後になるため、
10cm以上もスペースに余裕が出来ます。トイレのスペースが広くなると、
出入りに余裕ができます。
急速に普及が進んでいるTOTOのウォシュレットやINAXのシャワートイレなどの温水洗浄便座を使用すると、
紙で拭き取るよりもきれいになるので衛生的です。さらに、紙の使用が減るため紙資源を節約することができます。
また、乾燥や暖房機能、擬音装置がついている温水洗浄便座も販売されています。
手洗いのあり・なしを選択します。
手洗い付のトイレはタンク上部に手洗いがついています。既にトイレとは別で手洗いが設置してある場合は手洗いなしでよいでしょう。
家の中で最も水を使用するのはトイレといわれています。家族人数の多い家庭では水道代の30%以上がトイレということもあります。
各住設メーカーの技術革新により、最新のトイレは10年前のトイレの半分以下の水量で水を流すことができます。
ご家庭によっては年間で10,000円以上も水道代を削減することが可能です。
トイレの掃除で苦労するのは、便器の中のフチの裏側の掃除です。
しっかり掃除していても汚れが落ちずに匂いが残ることがあります。
最新型のトイレはフチの裏に凸凹がなく、拭き取りやすい形状になっています。
右の写真はジャニスの先端のフチが完全に無いシリーズです。
とにかく掃除を楽にしたい方におすすめです。
トイレ掃除をするときにタンクの裏側の掃除が煩わしく、とても大変です。
タンクレス型のトイレのメリットは、スリムなフォルムやスペース効率だけではなく、
トイレの後ろ側の掃除のしやすさも挙げられます。
トイレを長く使っていると表面に黄ばみが残り汚れが落ちづらくなることがあります。
最新のトイレは表面に汚れがつきにくい加工が施してあり、経年劣化に強く汚れが目立ちません。
TOTOのセフィオンテクト加工や、INAXのハイパーキラミック加工があります。
また、パナソニックのアラウーノシリーズは、毎回自動で泡による洗浄が行われる、自動洗浄のトイレもあります。
壁紙・床(クッションフロアー)のリフォームで清潔に!
トイレに残る嫌なにおいは、実は壁紙や床についていることが多くあります。
トイレの便器交換に加えて壁紙・床(クッションフロアー)のリフォームをすると、
今までのトイレの空間が新しく、清潔に生まれ変わります。
トイレは毎日使う箇所ですので、数あるリフォーム工事の中でも、
印象がガラッと変わる箇所と言われています。
気になるにおいを脱臭!
脱臭機能付トイレは気になる使用後の「におい」を脱臭し、次の人に不快感を与えません。
イオンを発生させて「におい」のもととなる浮遊するカビ菌を分解・除去するトイレもあります。
様々な節電機能で大幅な節電が可能となりました。
お湯を使うときだけ温める連続出湯タイプや
トイレの使用頻度を記憶し、便座のヒーターを
自動調整できる便座もあります。
取り付け工事は1日で完了
くつろぎホームではトイレ工事専門の工事部隊が
常に待機しています。通常、洋式トイレから洋式トイレへの
取替えであれば1日で工事が完了します。